お客さまインタビュー #03：みおさん

常連のお客さまに、オムニベリーのアミグルミについてお話を伺う企画。
第3回目のゲストは、作家活動を始めて間もない頃からのお付き合いになります「みお」さんです。
今日はよろしくお願いします！

― お話を始める前に、実は前回インタビューさせていただいた「きよ」さんのお友達なんですよね。

そうなんです、大学時代からの付き合いです。
今は遠くに住んでいて、そんなに頻繁には会えないのですが、会えば延々とおしゃべりしてしまう大切な友人です。

― そうすると、オムニベリーのアミグルミとの出会いは、きよさんから…？

そうですね、きよさんがクロネンコのキーホルダーを見せてくれたのです。
それで私がひとめぼれして、デザフェスに連れて行ってもらいました。

― まだデザフェスに出始めて3〜4回目？くらいですね。この時にお二人で遊びにいらしてくださったのですね〜。

たしか クロネンコとライオニーニのストラップを購入したと思います。
先日、シリアルナンバーカードをお送りいただいてびっくりしたのですが、2008年だったのですね。

― そうなんですよ、びっくりですよね〜。もうそんなに前になるとは、ちょっとクラクラしますね… 笑

笑。この時だったか、記憶がさだかではないのですが、デザフェスでお会いしたオムニベリーさんは、お話ししながら手元でずっと編みつづけてらして、（職人…！！）て思いました。

― えー そうでしたか〜。とにかく作品をたくさん作らないと！って必死だった時期かもしれませんね。委託販売とかもしていた頃かな…。うわーなつかしいな〜。
ちなみに、これまでにお迎えされた作品をいくつかご紹介いただいてもよろしいでしょうか。

クロネンコとライオニーニが多いです。
コケシもいますし、自立しないタイプの小さいのもいます。

イベントのたびにうかがって、少しずつお迎えしていった感じです。
Soft シリーズは、ほそぼそと集めて、気づいたら6人グループになってました。

― なんと、Softが6人も？！Softはキャラクターの種類がそこまで多くないので、ほぼコンプリートですね。笑
ところで、普段はどんなところに飾っていただいてるのでしょうか。

なるべく目につく場所に飾っています。
各部屋に分散させていた時期もあったのですが、今は Soft シリーズなんかはリビングのチェストの上に集合させてたりします。

― わ〜〜勢揃い！なんだか心がホカホカしてくるめっちゃ良い写真ですね〜。お部屋にこんな一角があったら、見るたびにニコニコしちゃいますよ。

そうなんです、目に入るとほんわかした気分になるんですよね。やわらかい独特の色づかいのせいもあるかな、と思います。
表情もいいですよね〜。パーツのひとつひとつはシンプルな形なのに、オムニベリーさんの手にかかると、こんなに豊かな表情になるんですよね。

ー (照れ) ありがとうございます！シンプルなのに特徴的だったり…って、すごく憧れる要素なので、そう言っていただけると本当にうれしいですね〜。
そういえば、以前 ワークスペースにも飾ってくださってると…。

はい、今は2年近く在宅ワークを続けていて、自立型のクロネンコと、ナナントのクロネンコとウサロットに見守ってもらいながら仕事しています。
ちなみにオフィスのデスクには、カレンダーを飾ってます。こんなに長くなるとは思わなかったので、置いてきてしまったのが心残りでなりません。あ、その節は新しいものをお送りいただき、ありがとうございました！

― いえいえ〜、SNSでしょんぼりされてるのをお見かけしましたので、これは！と思いお声がけしました。ぜんぜんお安い御用ですよ〜。
ところで、みおさんは きよさんみたいにアミグルミとお出かけされたりはするんですか？

それが…、たとえばストラップはいくつも手元にあるんですけど、失くすのが怖くて、実はほとんど持ち歩いてません（苦笑）
きよさんの旅の写真を見せてもらうと、いいなあと思うのですが。

― ストラップなどの小物類はどうしても汚れたり傷んだりするので、そのままお部屋に飾っていただいてる方も多いですよね。イベントでもお客さまからよくお聞きしますよ、「ケースから一度も出してないです」とか… 笑

笑、そうなんですね〜。
…… あれ？　そういえば私もケースから一度も出さないで飾ってますね。ストラップなんですけど、透明なケースに入れてくださっているので、そのまま素敵に飾れてしまうという。笑

― あら、みおさんもでしたか。笑　
実はアレ、委託販売を始めたときに、お店のかたの手をわずらわせることなくそのまま簡単にディスプレイできるようにと作ったケースなんですけど、お客さまからも喜んでいただけたので、作ってよかったですね。
あ、もちろん毎日カバンにつけて持ち歩いてます！という方もいらっしゃって、どちらもうれしいですけどね。

最初に購入したライオニーニのストラップは、夫にプレゼントしたのですが、彼は今もカバンに付けて持ち歩いていますね。
そういえば、Soft シリーズは最初はネコをひとつ連れて帰ったら、いつの間にか夫にぷにぷにと握られており、しょうがないので続けてもうひとつ連れて帰り、そのまま増えていきました…。

― 笑、なんと可愛らしいエピソード…！
ちなみにお気に入りのキャラクターを一つあげていただくとすると…。

もうこれは自明だと思うんですけど、クロネンコです。

― ぞ… 存じております…。笑

笑、黒猫が好きだからしょうがないんです。笑
この目つきと表情がたまらないですよね。赤いマフラーもポイントです。
最初の頃にお迎えした自立型のクロネンコは、私の中ではひときわ重要な作品ですね。
これといったエピソードがあるわけではないですし、自分でも理由はよくわからないのですが、わがやのオムニベリーさんの作品たちの中心に彼がいる、というイメージなんです。

クロネンコを偏愛してはいるのですが、ナナントはポーズがとてもかわいくて、これはほかのキャラクターも集めてしまいそうです。今はまだクロネンコとウサロットだけですけど。
手元に少しずつ増えて、にぎやかになっていくのも楽しいです。

― こうしてあらためてお話を伺うと、アミグルミたちが みおさんの毎日に自然に溶け込んでる感じが伝わってきて、感謝と同時に、これまで続けてきて本当によかったな〜という気持ちでいっぱいになります。ありがとうございます！
では最後に、一言いただけたらうれしいです。

振り返るとずいぶん長いあいだ、オムニベリーさんのアミグルミたちと過ごしていますね。
とくにこの1〜2年は、うちで過ごす時間をどれだけ居心地よくできるかが私にとっては大切だったのですが、部屋のそこかしこに彼らがいてくれると、ほっとします。さりげないんですけど、存在感があります。

オムニベリーさんを教えてくれたきよさんには、本当に感謝してます。
オムニベリーさんも、作品を作りつづける中で色んなことがあったと思うんですけど、彼らを世に送り出してくださってありがたく思いますし、これからも楽しみにしています！

― うぅ、泣ける…(> < ) ありがとうございます！
これからも紆余曲折あると思いますが、どうぞ末長くお付き合いいただけましたら幸いです。

というわけで、今日は貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございました！
みおさんでした。